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個室を作るために天井まで仕切るクローズドタイプに対して、大部屋をローパーティションなどで仕切ったオフィス空間。

オフィスを大部屋で計画すること。また、そのような使用目的で設計されたオフィス空間を指す。空調設備、排煙設備、照明設備、防災設備などの計画が一定のモジュール計算で計画される。

オフィスを人間生活の場として捉えた、安全で快適に過ごせる一定の基準。「ニューオフィス化の指針」第一指針ではハードウェアの視点から、スペース、空気、音、光、安全、リフレッシュメントなど望ましい状態を取り上げ、第二指針では人間中心主義の視点から、「人間に優しいオフィスこそ知恵の創造の場」とし今後のオフィスづくりのあり方を?働きがいを支えるオフィス?潤いのあるオフィス?社会環境の変化に対応するオフィス?健康に配慮したオフィス?オフィスでのマナーとルール、などで捉え“ゆとりと豊かさのある人の生き方”を十分に果たせるオフィスづくりの考え方を解説している。

オフィスをデザインすること。完成後のオフィスを想定してコンセプト作りからオフィス計画、設計の一連の創造行為をいう。

施設は企業の責任として考える資産・人命保護のための防災、および防犯の対応方針や、さらに作業上の人身事故、稼働設備の事故などの防止を目的とした対策に基づいて建設される。そのためには、まず建築基準法をはじめ各種法律、条例、規則などを遵守し設計された施設であること、および過去の事例から考えられる災害、予想される事故に対して何らかの対策を講じた施設を作り上げ、それを運営維持管理の中で守りつづけていくルール、組織が整備されていることが必要となる。

オフィス計画。オフィスの働く場としての環境面の快適性を図り、コミュニケーションの充実と部門間業務の流れを効率的に配置し、業務形態に合った机や椅子、効果的な収納什器、OA機器を配備してオフィスの生産性を高める手法。オフィス・プランニングを行う人をオフィス・プランナー（Office Planner）と呼ぶ。

個室を作らずコミュニケーションを優先させた、一見机をランダムに配置したと見える大部屋スタイルのオフィス。業務の流れをよりスムーズにした作業編成にするとともに設備の効率化を狙ったオフィスプラン。ドイツの経営コンサルタント、クイックボナ−チ−ムが1962年に提唱したオフィス計画論。

オフィスは入居時点でつくったまま長年使っていると、業務形態の変化、人員の変化、OA機器などの業務を支援する各種機器の増加、組織変更などによって雑然としてきたり、動線が遠回りになって不便を感じるようになったり、照明が暗い、家具が古くさいなどいろいろな問題点が目についてくる。そこで現状を評価分析して適性スペースを確保したレイアウトに変更したり、家具を新しい機能に合わせて買い替えたりして本来の快適で効率的に仕事ができる環境に改善すること。

オフィスの什器備品を配列する平面計画。情報の流れ、人の動きなどさまざまな条件を効率良く配列することは、オフィスの生産性を上げる上で重要な要素である。業務遂行のために適切なレイアウトをすると同時に、組織の変更や増減に対応したフレキシビリティにとんだレイアウト計画が今日では要求されている。