分散型オフィス
オフィスや諸機能の東京への一極集中は、地下の高騰をはじめ、勤務者の長距離通勤、交通混雑、通勤地獄などさまざまな問題を深刻化し、一方で人々の生活意識や価値観は多様化し、会社中心主義から個人の生活や地域社会とのつながりを重視する生活様式への傾向が高まっている。こうした社会状況を背景として東京都心部へのオフィスの集中を抑制し、勤務者にとっては快適な就業環境の提供、企業にとっては優秀な人材の確保や活性化、オフィススペース・コスト低減を図るものとして分散型オフィスの研究が進められ整備・普及の検討がなされている。分散型オフィスの形態として、サテライトオフィス、ローカルオフィス、リゾートオフィス、ホームオフィス(個人分散型オフィス)があげられる。 分離発注方式 オフィス新設工事において、各工事別に専門施工会社に工事を発注する方式。例えば、間仕切り工事、カーペット工事、サイン工事、照明・電源工事・空調工事・上げ床工事などと分割発注する。 |