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パーティション

間仕切り、衝立ての意。在来工法スタイルで施工を必要とするパーティションと、置き式のパーティションがある。

ハイカウンター

一般の受付などで見られるカウンター。おもに社内の情報を社内外からの来訪者に伝えるために必要な場所に置かれるもの。会社の入口などでは有人タイプ、各セクションの入口なおには無人簡易タイプなど受付機能に応じたスタイルがあげられる。

ハイバックチェア

椅子の背が肩甲骨の上までサポートしているもの。役職に応じて使用されるが、本来は体力的に衰えた人（背筋力の低下が感じられる場合、腰痛者）の使用が望まれる。

飛散防止フィルム

割れたガラスが落下・飛散するのを防ぐためガラスの室内側に透明なフィルムを張り付ける。特に強靱なものではガラスにひびが入っても剥離せず、室内への侵入を防ぐ性能をもつものもある。

ファイリング filing

情報を種分け、分類し、収納、保管をする意。ファイリングシステム情報の種別、検索を効率よくし、時間短縮するための収納方法の意。資料をその情報ごとに大・中・小と分類し、見出しを付けその分類先に応じた書類挟み（フォルダー）やボックス、バインダーにプロジェクト名、担当者、作成年月日、保管期間などを明記し保管すること。

ファイルメーター（Ｆｍ）

ファイルの厚さを計る単位として使われている。オフィス内に滞る文書、資料類の計算方法で、積み重ねた厚さによって計る。一般にはA4サイズに換算して計算する方法が取られることが多い。横幅900㎜ワイドの書庫、収納庫の場合、棚一段で0.9Fmで換算する。したがって棚５段書庫の場合4.5Fmとなる。

ファシリティ・マネジメント（ＦＭ：facility manegement）

日本ではFMを「企業などの全施設および環境を経営戦略的視点から総合的に企画・管理・活用する経営管理活動」と定義付けしている。FMを実施する目的については、①働く人が満足して創造性を発揮できる快適で機能的な環境を創造すること。およびその環境を継続的に提供していくことにある。②経営理念、企業戦略をFM戦略により施設面で支援し、資産の有効活用を図ることにある。としている。企業が所有する建物および設備全般にわたって効率的に管理運営する業務と当初は考えられていたが、価値創造の場としての快適なオフィス環境の整備、国際ビジネスの場としてCIや企業文化を表現した個性あふれるデザインの重要性が、さらにFMの定義や範囲を拡大してきているといえる。

ブース式

プライバシー重視型のためにローパーティションなどで区切る方法で、思考作業に適している。アメリカのオフィスではブース型配列が多い。

フリーアドレス式

ノンアドレス式ともいう。机の使用主を定めない方法から、必要な時に必要な人が必要な広さを使用する方式で、主として社外作業、活動の多い部署に適している。スペースセーブと机の効率的利用から考えられた。

フレキシビリティ flexibility

柔軟に自在になること。オフィスの変更があらかじめ予想し得る場合、オフィス計画は最初から柔軟性を持たせることが重要である。組織変更による部署の増減による間仕切りの変更、机・収納什器の並び替えなど絶えまない変更は、床配線や照明設備、空調設備などへ影響を及ぼす。したがって柔軟な設備配置と臨機応変に対応できる什器備品の選択が必要になってくる。